[尖閣問題]「尖閣を守れ!」日本会議キャラバン隊が沖縄を縦断
3月13日~18日にかけて、日本会議沖縄縦断キャラバンが、沖縄県下で活動を行いました。尖閣諸島に迫る危機に対して、沖縄県民一丸となって立ち上がり、署名運動を促進する等の目的を掲げ、「尖閣諸島を守る集い」を県下5会場で開催、仲井眞弘多沖縄県知事への陳情、関係者への訪問活動などをしました。
県庁に、キャラバン隊員、日本会議沖縄県本部、自民党沖縄県連の新垣哲司会長、佐喜真淳政調会長が訪ね、仲井眞知事に対し、署名の請願3事項
①灯台・避難港の設置、②領海侵犯を取り締まる法令の整備、③自衛隊による領海警備の法制度確立―について県から政府への働きかけをお願いしました。
仲井眞知事は、「皆さんのやっておられることと基本的には一緒の考え」と国民署名の趣旨に賛同。「すでに私からも領海侵犯をすぐに取り締まってほしいと政府に強く要請している。今話を伺った領海侵犯に対する法整備などの問題は認識不足だったので、整理整頓次第、直ちに政府に強い要請もやっていきたい」と明言。
また那覇市(沖縄県護国神社)、宜野湾市(普天満宮)、北部地区(国頭村)、糸満市、宮古島市(宮古神社)の5カ所で「尖閣諸島を守る集い」を開催。全会場で、活発な質問・意見が交わされ、熱気溢れるものとなりました。
また漁協関係者については、沖縄県漁連、那覇市沿岸漁協、糸満漁協を訪れ、県内・各漁協挙げて署名運動を推進することをお引き受け頂きました。
さらに海上保安庁第11管区海上保安部を訪れ、沖縄・鹿児島の街頭などで集めた「海保への激励メッセージ」をお届けしました。「若い皆さんも関心をもって頂いているのですね」とたいへん喜んで受け取って頂きました。
今後、5月15日、沖縄祖国復帰39周年「尖閣・沖縄を守る県民集会」が開催され、6月17日に尖閣諸島に来襲すると言われている中国漁船団への対応等、「尖閣諸島を守る」活動に引き続き取り組んでまいります。