日本会議・日本会議国会議員懇談会 設立20周年記念大会盛大に挙行(平成30年4月30日)

日本会議・日本会議国会議員懇談会 設立20周年記念大会盛大に挙行(平成30年4月30日)

平成30年4月の記事一覧

日本会議・日本会議国会議員懇談会 設立20周年記念大会盛大に挙行(平成30年4月30日)

その他

日本会議・日本会議国会議員懇談会
誇りある国づくりへ―設立20周年記念大会盛大に挙行
平成29年11月27日、東京プリンスホテル

20周年記念大会(HP素材) (1)s

20周年記念大会(HP素材) (2)

20周年記念大会(HP素材) (3)s

20周年記念大会(HP素材) (4)s

20周年記念大会(HP素材) (5)s

(全国から国会議員、団体代表、各界有識者、中央地方役員、地方議員、経済人同志会役員、女性の会代表ら2000名が結集。憲法改正の実現にむけて力強い挨拶があいつぐ)

平成29年11月27日、東京芝の東京プリンスホテルにおいて「日本会議・日本会議国会議員懇談会設立20周年記念大会」が開催された。開会冒頭に20年の歴史とその前史を映像で振り返り、関係物故者に黙祷をささげました。

田中恆清副会長の開会の辞に続き、田久保忠衛会長が主催者挨拶。国会議員懇談会は、13年間会長を担った第三代平沼赳夫氏に代わり衆議院議員の古屋圭司氏が第四代会長に就任、新任の挨拶を力強く行いました。

続く特別来賓挨拶では、安倍晋三・自民党総裁が祝辞メッセージを寄せ、憲法改正について「歴史的な使命を果たす」と明言、会場に大きな拍手が沸き起こりました。各党からの祝辞では、自民党の下村博文・憲法改正推進本部顧問が「来年の通常国会に改正案を提案したい」と語り、希望の党からは松沢成文・参議院議員団代表が「憲法改正が進むよう最大限の努力をする」と挨拶、日本維新の会の馬場伸幸幹事長も「憲法改正論議では先頭に立つ」と力強く挨拶しました。

各界からは、美しい日本の憲法をつくる国民の会共同代表の櫻井よしこ氏、拉致家族会代表の飯塚繁雄氏、ジャーナリストの古森義久氏、作家の竹田恒泰氏が提言を行いました。いよいよ正念場を迎えた憲法改正運動について各現場から提案があり、加戸守行・前愛媛県知事、松田良昭・日本会議地方議員連盟会長、青年代表の別府正智氏がそれぞれの活動内容を発表。網谷道弘理事長より発表された「大会宣言文」を採択、最後に国会議員懇談会政審会長の山谷えり子参議院議員の先導により勝鬨をあげ閉会しました。

第二部は、国会議員懇談会の衛藤晟一幹事長(参議院議員)より主催者挨拶があり、長年にわたり功績のあった日本会議経済人同志会に対し田久保会長より澁木正幸同志会会長に感謝状が贈られました。三好達名誉会長の発声により全員で乾杯、参加者は更なる運動の前進を誓い、懇親を深めました。

■設立20周年記念大会のダイジェスト動画はこちらをご覧ください → https://youtu.be/O4karpLOjrI

———————————
■安倍晋三・自由民主党総裁 祝辞

このたび、日本会議・日本会議国会議員懇談会が設立二十周年を迎えられましたことを、心よりお慶び申し上げます。
「誇りある国づくり」を目指し、美しい日本を守り伝えるため、草の根の国民運動を展開してこられた皆様の御尽力に、深甚なる敬意を表します。
先人たちが積み上げてきたものの重みを感じながら、大切なものを守るためにこそ変革していく。皆様の活動の大きな成果である教育基本法の改正は、心ある国民が育ち、品格ある美しい国・日本を創る上での礎となりました。
東日本大震災における皆様方の献身的な活動は、今も忘れることはできません。日本人の誇り、家族や地域の絆が復興の原動力であることに思いを致し、当時野党であった私も含め、多くの人々が勇気づけられました。東北の復興なくして、日本の再生なし。あの困難の日々を胸に刻み、東北の未来を切り拓いていきます。
今年は、憲法施行七十年の節目の年であります。憲法は、国の未来、理想の姿を語るものであり、国民的な議論が大いに深まることを期待しております。自由民主党は、国民に責任を持つ政党として、憲法審査会における「具体的な議論」をリードし、その歴史的使命を果たしてまいります。
緊迫する北朝鮮情勢、急速に進む少子高齢化。この「国難」とも呼ぶべき困難を、皆様と共に乗り越えていく。そして、皆様と共に、日本を、世界の中心で輝く国としていく決意です。
最後に、本大会の御盛会と皆様の一層の御発展を祈念して、私からの祝辞といたします。

自由民主党 総裁 安倍 晋三

———————————
■大会宣言文

戦後失われつつある健全な国民精神の恢弘をめざして設立された「日本を守る会」「日本を守る国民会議」の両会の道統を継承し、平成九年に日本会議並びに日本会議国会議員懇談会が設立されてより、二十周年を迎えるに至った。
この間、我々は「誇りある国づくり」を目標に掲げて、わが国社会の根本にかかわる夫婦別姓、外国人地方参政権、女系天皇及び女性宮家など諸問題の阻止、教科書や慰安婦問題など歴史認識の是正、首相の靖國神社参拝の促進、拉致被害者の救出運動、尖閣諸島を守る世論喚起など諸案件に関する広範な国民運動を推進してきた。平成十八年には教育基本法改正の実現に寄与し、目下、国の根幹を成す憲法改正の実現に向けて全力を傾けている。その一方で今上陛下の御即位十年、二十年など皇室のご慶事をお祝いする奉祝運動や全国各地での奉迎活動の中核を担ってきた。

かかる国民運動における成果に加え、この二十年間は加盟国会議員や会員数の増大、また草の根運動を担う支部結成など、国民運動の推進母体である強固な組織基盤を構築してきた。これも歴代会長の指導のもと、参加役員、加盟団体、会員諸氏の日本再建を願う献身的な努力の賜物であり、これを機に物故された方々始め関係者各位に深甚なる感謝の意を表するものである。
いよいよ我々は、憲法改正実現のための正念場を迎えている。憲法改正によって、わが国は初めて自主独立の精神が明確となり、誇りある日本の姿を世界に示す道筋が開かれる。さらに来るべき御代替りの奉祝運動を通して、百二十六代へと続く世界最古の皇室を仰ぎ育まれてきた豊かな歴史伝統の国、日本の誇りを内外に知らしめたいと希う。
かくして我々は、この「誇りある国づくり」をめざす国民運動への参加を次代の青年達にも広く呼びかけ、世代を超えて一致団結し、ここに力強い国民運動を推進する決意を新たにするものである。

平成二十九年十一月二十七日
日本会議・日本会議国会議員懇談会設立二十周年記念大会

このページの先頭へ

Copyright © Japan Conference. All rights Reserved.