「慰安婦問題」は韓国の恥さらし-虚構を暴き日本と朝鮮の名誉を守ろう(松木國俊氏)

「慰安婦問題」は韓国の恥さらし-虚構を暴き日本と朝鮮の名誉を守ろう(松木國俊氏)

「慰安婦問題」は韓国の恥さらし-虚構を暴き日本と朝鮮の名誉を守ろう(松木國俊氏)

外交

「慰安婦問題」は韓国の恥さらし-虚構を暴き日本と朝鮮の名誉を守ろう(松木國俊氏)
(『日本の息吹』平成23年12月号より)

松木國俊
日本会議東京都本部調布支部副支部長
日韓近代史研究家
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まつき くにとし
昭和25年、熊本県八代市生まれ。
慶応義塾大学法学部政治学科卒業、豊田通商株式会社入社。
昭和55年~59年、豊田通商ソウル事務所駐在。
秘書室次長、機械部次長を経て平成12年、豊田通商退社。
現在、松木商事株式会社代表取締役。
日本会議東京都本部調布支部副支部長、
新しい歴史教科書をつくる会三多摩支部副支部長。

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またまたいわゆる「従軍慰安婦問題」が再燃している。今度はなんと韓国で憲法判断が出たという。虚構によって傷つくのは、日本だけじゃない
――『ほんとうは「日韓併合」が韓国を救った!』の著者が語る、いい加減にしろ、韓国!

隣国の歓心を買うために我々の父祖を進んで鬼畜の如く貶める偽善政治家たちが、今や政権中枢を牛耳っている。前原氏(民主党政調会長)ですらも村山政権時代の「女性のためのアジア平和国民基金」を復活させ、嘘の上に嘘を重ねる売国行為を何の躊躇もなく行おうとしている。

これまで「慰安婦強制連行」という根も葉もない非難に対し、反論どころか検証すらせずに、ひたすら謝罪し許しを請い続いてきたために、今や「濡れ衣」が事実と化し、韓国の思惑通り日本人は「何十万人もの朝鮮女性を強制連行して慰安婦にした世界史に類を見ない残虐な民族」として世界から指弾されるに至った。

しかしながら、韓国側もそろそろ気づくべきだろう。慰安婦問題を持ち出したことで、日本民族のみならず朝鮮民族の名誉も著しく貶めているのだ。なぜなら、「慰安婦を連行した」とされる日本人官憲は当時朝鮮半島に極わずかしか存在しなかったからだ。

一九一九年(大正八年)の三一騒擾以降、朝鮮半島では日本軍(朝鮮軍と呼ばれた)は駐屯地から出ておらず、支那事変以降日本人警官は次々に召集されて戦地へ行き、日常的に住民と接する警察官のほとんどは朝鮮人だった。半島の大部分を占める農村では、日本人の「駐在さん」がいたとしても一人の場合が多かった。

韓国の主張通りなら、極少数の日本人の命令に唯々諾々と従って朝鮮人自らが何十万人の女性を「献上」したことになる。一方で慰安婦強制連行に抵抗した暴動など一件も記録されていない。ならば自分の娘が、恋人が「日本人やその手先」に拉致され連れ去られるのを朝鮮の男たちは指を加えて見ていたと言うのか。それこそ朝鮮民族は「世界史に類を見ない」無気力でふがいない民だったことになるではないか。否、断じて否である。

儒教の影響が強い朝鮮では家族の絆は日本より強い。もしも慰安婦にされそうになれば命がけで取り返したに違いない。朝鮮人は決してそれができないほど脆弱な人々ではなかったと私は信じている。

●歴史の歪曲と捏造に立脚した虚構

日本人そして朝鮮人の名誉のためにも「慰安婦強制連行」の虚構性を一刻も早く明らかにし「濡れ衣」を返上しなければならない。政府がやらないのなら我々民間人が立ち上がるしかない。「慰安婦問題」は歴史の露骨な歪曲と捏造に立脚しており、論破するのは意外に容易である。まず歴史の歪曲を指摘する。

韓国では「女子挺身隊」を「従軍慰安婦」であると主張している。今回ソウル日本大使館前に「従軍慰安婦の碑」設置を推進している市民団体の名称も「韓国挺身隊問題対策協議会」でありそのHPで「日本軍慰安婦問題は第二次世界大戦時、日本帝国主義がアジアの女性十乃至二十万人を国家制度で企画立案し、組織的に強制連行し、日本軍の性奴隷とした世界でも類を見ない残酷な犯罪である。」と日本を非難している。

Yahoo Koreaの日本語辞典にも「挺身隊」を「従軍慰安婦に対する日本側の公式名称」と書かれており、韓国の中学・高校の歴史教科書には「女性達も挺身隊という名でひいて行かれ日本軍の慰安婦として犠牲になった」と書かれている。しかしながら「女子挺身隊」は「女子挺身勤労令」によって徴用され戦地で戦う男性の代わりに工場などで働いた女性達であり、慰安婦というなら「挺身隊」として徴用された何百万人の内地の女性も慰安婦だったことになる。慰安婦であったと告白した韓国の女性達でさえ誰一人として挺身隊として引っ張られたと証言している者はいない。「挺身隊」を「慰安婦」とする歴史歪曲を指摘するだけでも「組織的に強制連行した」という韓国の主張は根底から崩壊する。

もう一は歴史の捏造である。日本の軍や官憲が「奴隷狩り」をしたというのだ。この「奴隷狩り」は吉田清治なる人物が自分の本を売らんがためにでっち上げた全くの「嘘」であったが、反日教育で育った韓国人はこれをまともに信じて日本を非難している。しかし、「拉致」を阻止するための暴動など一件もなかったことが「奴隷狩り」が無かった明確な証拠ではないか。韓国人はデマ情報に惑わされずに自らの祖先を信じるべきである。

●虚構を否定し両民族のプライドを守ろう

当時の朝鮮半島では悪徳女衒(ぜげん)が跋扈し多くの女性が「拉致」あるいは騙されて上海や満州に売り飛ばされ、警察官は必死で彼女たちを捜し出し救っていた。近代法治国家として国が国民を保護するのは当然のことである。

「慰安婦」とは民間業者に率いられ高収入を求めて戦場近くまで行った女性達である。民間人を守る立場にある日本軍や警察がどうして彼女たちを「強制連行」して「慰安婦」にするだろうか。心ある韓国の人々よ。

どうか冷静に歴史を今一度見つめなおして欲しい。そして日本と朝鮮双方の祖先を貶める「慰安婦強制連行説」が歴史の歪曲と捏造に基づく虚構であり「事実無根」であることを世界に示し、両民族のプライドを守ろうではないか。

◎いわゆる「従軍慰安婦」問題の最近の動き----------
7月    韓国の元慰安婦支援団体の「韓国挺身隊問題対策協議会」が、ソウルの在韓日本大使館前に、「従軍慰安婦」の碑を建設する計画を発表。ソウル市当局が許可を与える
8月30日 韓国の憲法裁判所が「韓国政府が元慰安婦の賠償請求の外交交渉をしないのは憲法違反」とする判決を出す
9月15日 韓国外交通商部が、在韓日本公使に、二国間協議を公式に提案
9月30日 日本政府は閣議で、韓国の元慰安婦支援団体が計画した在韓日本大使館前での記念碑建立をソウル市が許可した問題について「記念碑建設は日韓関係に好ましくない影響を及ぼしかねない」とする答弁書を決定
10月10日 民主党の前原誠司政調会長、金星煥外交通商相との会談(ソウル市)で、慰安婦問題について、人道的観点から考える余地がないか、議論したい」と述べ、会談後、記者団に、アジア女性基金(平成7年~19年)を参考にした新たな「人道的仕組み」検討を言及

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