『日本の息吹』2月号(平成26年)のご紹介
『日本の息吹』2月号(平成26年)が発刊されました。
目次は、こちら→http://www.nipponkaigi.org/publication/details?id=219
2月号では、
●昨年9月決定した「東京五輪」について、担当大臣に就任された下村博文文部科学大臣に抱負を語っていただきました。
「東京五輪に夢をのせて」下村博文文部科学大臣
●安倍首相の靖国神社参拝について、国学院大学名誉教授の大原康男氏ご寄稿頂きました。
●今年は、第62回伊勢神宮式年遷宮後、はじめて迎える新しい年です。
昨秋の「遷御の儀」に臨まれたお2方よりご感想をいただいております。
「常若」こそ興隆の基/日本会議 三好達会長
「その時、大きなエネルギーが神域を吹き抜けた」/写真家、文筆家 稲田美織氏
8年間にわたり、伊勢神宮に通い続けた稲田氏が撮影された「第62回伊勢神宮式年遷宮」の写真、「式年遷宮フォトライブラリ」をぜひご覧ください。
また昨年10月、有志議員で伊勢神宮を参拝した日本会議地方議員連盟より、松田良昭・日本会議地方議員連盟会長
がご報告。「式年遷宮で、決意新たに-全国30名の有志議員で、伊勢神宮を参拝」
●慶應義塾大学大学院生・神主・女優の吉木誉絵さんにインタビュー。
なぜ若者に古事記を伝えたいのかなど伺いました。
吉木さんは、平成23年11月、若者に古事記を伝える「KOJIKI 1300 Project」を立ち上げ、24年7月、パリのジャパン・エキスポにおける古事記のステージでは、総合プロデュースを務め、自身も歌手として「佐久弥レイ」という芸名で古事記をテーマに作詞した楽曲『ひとつの物語り』を披露。その後CDデビュー。女優として舞台でも活躍中です。
●新教育基本法下の教育改革、連載中です。
民間教育臨調研究委員・村主真人氏の「揺らぐ教育委員会制度改革-『隠蔽』『責任不在』の行政を改めるために」
ぜひ『日本の息吹』2月号をお読み下さい。
[皇室]天皇皇后両陛下、熊本県に行幸啓―沿道では18万人、熊本城で1万人が提灯奉迎
10月26日から28日にかけて、天皇皇后両陛下ご臨席の下、第33回全国豊かな海づくり大会が熊本県で開催されました。
熊本県では、日本会議熊本が事務局を務め、奉迎委員会が組織され、沿道での奉迎や、提灯奉迎などが盛大に行われました。
ご来県当日、奉迎委員会の予想を超える多くの人々が、各奉迎地に詰めかけたため、奉迎委員会の事務局が用意した総数4万7千本の日の丸の小旗は瞬く間に無くなってしましました。報道によれば、約18万人もの人々が奉迎に詰め掛けたとのことです。
沿道には、奉迎委員の私学協会から約1300人の高校生、保育協議会の園児や付属小学校生徒約600人が参加し、老若男女問わず県民上げての沿道奉迎となりました。
「提灯奉迎」場所である熊本城には、開始4時間前から人々の長い列ができ、あまりにも長い列になったため、入場時間が40分繰り上げられました。
集った方々に対して、用意された提灯は5600個で、全ての人の配布出来なかったとのことですが、多くの人は「何も持たないでも、提灯奉迎に参加したい」と、その場に残られ、総勢約8千人の提灯奉迎が行われました。城内に入れなかった方々も含めると、約1万人が提灯奉迎に参加しました。
日本女性の会・初の海外支部、「ブラジル女性の会」が発会しました
「日本女性の会」では、海外で初の支部となる、「ブラジル女性の会」が発会しました。
9月6日、ブラジル日本会議の小森広理事長はじめ役員など30人が参加の下、「ブラジル女性の会」の発会式が開催され、松柏大志万学園創設者の川村真倫子氏が会長に就任されました。日本からは、日本女性の会代表委員・志摩淑子氏と同会事務局長・荒木栄子氏が出席しました。
※ホームページでは、「ブラジルからの提言」を掲載しております。ぜひ、ご覧下さい。
http://www.nipponkaigi.org/category/opinion/opinion-10
[国会]12/3 日本会議国会議員懇談会、総会を開催。憲法、沖縄、皇室制度について協議-百地章氏が講演
12月3日、日本会議国会議員懇談会が、国会内で平成25年度総会を開催しました。
(会長=平沼赳夫衆院議員、幹事長=衛藤晟一参院議員、政策審議会長=山谷えり子参院議員、事務局長=鷲尾英一郎衆院議員)
総会には国会議員本人約35人、代理43人が出席し、「憲法改正」「沖縄基地問題」「皇室制度」について協議し、これら3つの問題についての「決議」を採択いたしました。(以下に掲載)
また、総会では日本大学の百地章教授が「現下、日本の課題について-憲法改正・皇室制度・沖縄基地問題について」と題して講演がなされ、その後、活発な意見交換がなされました。
以下、総会で採択された決議文
--------------------------------
●決議文をダウンロード↓↓↓
●決 議
現行憲法が占領下に制定されてから約七十年が経過し、現行憲法は今や世界でも十四番目に古い憲法となっている。この間、憲法と現実との乖離は拡大の一途をたどっており、とくに尖閣諸島周辺海域では中国公船による度重なる侵犯、中国による同諸島を含む防空識別圏の設定とわが国の領土・領海への脅威が甚だしくなっている。国内に目を転じれば、家庭、教育、環境などの諸問題や首都直下型地震をはじめとする大規模災害への対応が急がれている。
成文憲法を持っている世界各国では現実に合わせる憲法改正を繰り返し行なってきたが、わが国は憲法規定に賛否を表明する機会である国民投票すら、制定時から一度も体験していない。
時あたかも、直近の衆参両院選挙において、憲法改正を公約とする諸政党が躍進し、現行憲法下ではじめて両院で改憲発議に必要な三分の二議席を確保するに至った。今、憲法改正実現の千載一遇の好機を迎えているといって過言ではない。国権の最高機関として国民から国政を付託されている国会には、国民に対して国民投票の機会を一刻も早く与える責務がある。
またとくに尖閣諸島に関しては、現在、中国側が次第に圧力を強化している。中国の軍事的脅威に対抗してわが国の安全を守るためには、日米同盟の強化が必要であり、そのためには沖縄の基地問題解決が不可欠である。現在検討されている普天間基地の返還と辺野古の米軍基地への移転の早期実現が図られるべきである。
さらに加えて安倍総理は、かねてから野田政権下で検討された女性宮家創設を撤回し、男系による皇位継承の伝統を踏まえた皇室のご公務の安定的な維持の方策を白紙から考える方針を表明してきた。政府は、この新しい皇室制度について早急に具体的な方針を明らかにするとともに、さらに進んで皇位の安定的な維持継承を可能とする方策についての検討を開始する必要がある。
以上の認識を踏まえ、我々は、左記の方針を政府および各党に対して強く要請するものである。
一、憲法発議の環境を整えるため、国会において早急に国民投票法改正案を成立させるとともに、地方議会での「国会に憲法改正の国民投票実現を求める意見書」決議の推進を各党の方針として明記すること
一、普天間基地の危険性を除去するため、辺野古の米軍基地への移転を一刻も早く実現すること
一、男系による皇位継承の伝統を踏まえた、皇室活動の安定的な維持に関する具体
的な皇室制度を実現すること
平成二十五年十二月三日
日本会議国会議員懇談会
『日本の息吹』12月号のご紹介
『日本の息吹』12月号をご紹介します。
12月号では、
「伊勢神宮の式年遷宮」「非嫡出子相続の最高裁判決」「大東亜会議70周年」
などをテーマとしております。ぜひ、ご覧下さい。
『日本の息吹』25年12月号のもくじ=
今月の言葉
「伊勢の神宮の式年遷宮」と「東京五輪」/山村明義氏
〈非嫡出子相続〉最高裁「決定」に物申す/八木秀次氏
「戦後間もなく制定された、非嫡出子の相続分を2分の1とする民法の規定は、妾に悩まされた正妻たちの怒りの発露によるものだった。今こそ正妻たちよ、立ち上がれ!」
【対談】日本最良の時―大東亜会議と大東亜共同宣言
~「人類史上初の有色人種によるサミット」より70周年を迎えて
/加瀬英明氏・福冨健一氏
「今年11月5日、6日は、大東亜会議70周年の記念すべき日であった。同会議で採択(昭和18年11月6日)された大東亜共同宣言は重光葵外相が発案し、重光外相と加瀬俊一氏が起草した。加瀬俊一氏のご長男であられる加瀬英明先生と重光葵伝を執筆された福冨健一先生による対談。」
・400回を迎えた関西仏教懇話会
・[連載]地方から誇りある国づくりを/南波和憲群馬県議
・[不定期連載]新教育基本法下の教育改革(30)
文科省、八重山教科書採択で「是正要求」 /村主真人氏
・[連載]子育て支援塾(116)「子供の肥満について」/田下昌明氏
・[連載]コーシンの世相談義(58)「日本以外全部沈没?!」/高信太郎氏
・グラビア 「遷御の儀、厳かに」
・フォトグラフ ~全国の息吹 北から南から
・ネットワーク日本会議
沖縄 「基地移設問題」―これが沖縄の真実の声だ!辺野古移転を進める署名活動に邁進中
大阪 自衛隊員の苦労の一端を実感できた信太山駐屯地見学
福岡 福岡女性部会、バスツアー「博多でできる神話の旅」
長崎 長崎女性の会、研修旅行で対馬を訪問。対馬支部会員と交流を深める
・息吹の広場~読者がつくる読者のページ~
トピックス : 日本の息吹,
[安全保障]辺野古移設を求める沖縄県民署名、7万5千名を知事に提出
沖縄・米軍基地問題の解決に向けて活動している「基地統合縮小実現の県民」は、11月28日県庁を訪ねて、「辺野古への基地移設を推進する」署名7万5,828筆を仲井真弘多知事あてに提出しました。
県庁には、「県民の会」の中地昌平会長らが訪れ、知事公室の親川達男基地防災統括官に手渡された。親川統括官は、「お預かりした署名は必ず知事にお見せしてご説明します」と述べられた。
トピックス : 沖縄,
【動画】11/13 憲法改正実現へ!日本会議全国代表者大会
11月13日、東京・憲政記念館で、「憲法改正実現へ!日本会議全国代表者大会」が開催されました。全国各地で国民運動を推進する代表者、国会議員、地方議員等800名が集い、憲法改正実現へ向けて、国民運動を力強くスタートする大会となりました。
●主催者代表挨拶:三好達・日本会議会長
●基調提言:櫻井よしこ氏
●各党代表より
●櫻井よしこ氏より、各党代表へ一問一答
トピックス : 憲法改正,
8/15 第27回戦歿者追悼中央国民集会のご案内(於:靖国神社参道特設テント)
第27回戦歿者追悼中央国民集会―今こそ、安倍総理は靖国参拝を!―
わが国は、戦後60有余年、祖国のために一身を捧げた英霊を軽んじ、有事を想定した法整備を怠り、謝罪外交を繰り返してきました。そのつけが、今、中国による尖閣諸島さらには沖縄に対する領土権の主張、韓国による「従軍」慰安婦問題を理由とする日韓首脳会談の拒否となって表れてきています。現代の国難を乗り越えるためには、かつて祖国の平和を願って国難に殉じた英霊を顕彰し、もう一度祖国復興の原点に立ち返ることです。その第一歩は、総理の靖国神社参拝の実現です。本年の中央国民集会に皆様の奮ってのご参加を!
◆各界からの提言
中條高徳氏(英霊にこたえる会会長)
三好 達氏(日本会議会長)
衛藤晟一氏(総理補佐官)
石 平氏(評論家)
長谷川三千子氏(埼玉大学名誉教授)
◆要項
と き:平成25年8月15日(木) 10時30分~12時20分(開場9時30分予定)
ところ:靖國神社参道特設テント 入場無料・事前申し込み不要・先着順
地下鉄東西線・半蔵門線・新宿線「九段下」駅下車7分
主催 英霊にこたえる会・日本会議
※当日は混雑致します。駐車場はございませんので、お車でのご参加はご遠慮下さい。
----------
■プログラム
1、国歌斉唱
2、靖国神社拝礼
3、終戦の詔書拝聴
4、主催者代表挨拶
・英霊にこたえる会会長 中條 高徳氏
・日本会議会長 三好 達氏
5、各界代表の提言
・参議院議員・総理補佐官 衛藤 晟一氏
・評論家 石 平氏
・埼玉大学名誉教授 長谷川三千子氏
6、戦歿者への黙祷
7、天皇陛下のお言葉拝聴(日本武道館の政府主催式典の実況放送より)
8、声明文朗読
9、国民運動のアピール
10、「海ゆかば」斉唱
閉 会
各都道府県で総会が開催さる(大阪、神奈川、奈良、愛媛、熊本をご紹介)
■各都道府県本部で総会が開催されています。
●大阪
6月8日、日本会議大阪設立15周年記念講演会が開催されました。
民間憲法臨調事務局長の百地章日本大学教授より提言が、同代表の櫻井よしこ氏より記念講演が行われました。
●神奈川
6月8日、日本会議神奈川定期総会が開催されました。
産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員の田村秀男氏が記念講演。
●奈良
6月23日、日本会議奈良ならびに女性の会総会が開催されました。
●愛媛
6月13日、日本会議愛媛県本部総会が開催されました。國武忠彦氏が記念講演。
●熊本
6月8日、日本会議熊本平成25年度総会が開催され、産経新聞九州総局長の石橋文登氏が記念講演。
両陛下、大阪に行幸啓―2700名で提灯奉迎
天皇皇后両陛下には、6月24日から25日にかけて、大阪へ行幸啓になられました。2700名の人々が集い、お泊り所のリーガロイヤルホテルの対岸から、提灯と小旗で奉迎が行われました。「万歳」唱和の声が途切れることなく続きました。
大阪では、日本会議大阪をはじめ関係団体・各層各界の人々が、天皇陛下奉迎大阪実行委員会を結成し、提灯奉迎と沿道奉迎を行い、御帰京時には大阪空港でお見送りしました。
大阪府での提灯奉迎は、平成21年11月以来の4年ぶりとなります。
行幸啓の当日、心配されていた小雨も朝方にはあがり、集合場所に100名以上に及ぶ運営委員が集まった時には、蒸し暑くなっていたが、午後5時頃になると次々と参加者が集い始め、涼しい風が吹くようになりました。気がつくと公園内は提灯を持った約2700名の参加者であふれ、公園の出入り口は幼稚園児や親御さんたちで一杯となりました。
午後7時15分、パレードが出発。5梯団、500メートルの長きに渡る隊列が進んで行きました。
全体が所定の奉迎場所に着いた時には既に8時になり、辺りはとっぷりと日が暮れました。「万歳」の唱和が途切れることなく続き、10分前になると、両陛下のお部屋のカーテンが閉められ、参加者が唱和を止め、静かにその時を待ちました。
御答礼のお時間になると、28階のお部屋の明かりが2回点滅、その後、一対の明かりが横に大きく振られた。ゆっくりゆっくりと横に振られているのを確認すると、奉迎者がその動きに合わせて提灯を横に振り、「天皇陛下、ありがとうございます」「皇后陛下、ありがとうございます」「天皇皇后両陛下、ありがとうございます」と唱和しました。
その後、両陛下の灯りは大きく上下に振られ、奉迎者は今度は万感の思いを込めて「天皇陛下、万歳」「皇后陛下、万歳」「天皇皇后両陛下万歳」を繰り返した。天皇皇后両陛下と国民の絆を実感する、無上の喜びを噛みしめた6分間のご答礼でした。
トピックス : 皇室,
5/3 民間憲法臨調・公開憲法フォーラムが開催さる
5月3日、東京・砂防会館で、第15回「民間憲法臨調」公開憲法フォーラムが開催されました。
「参議院選挙の争点に憲法改正問題を!-96条・領土・非常事態-」とテーマを掲げた憲法フォーラムには連休の最中にもかかわらず620名の人々が参加しました。
はじめに西修駒澤大学名誉教授が開会の挨拶を行い、
次に、日本青年会議所副会頭の浦田一哉氏、産経新聞編集局長の近藤豊和氏が来賓の挨拶を行いました。
続いてのシンポジウムでは、民間憲法臨調の櫻井よしこ代表のコーディネートで、中谷元氏(自民党憲法改正推進本部事務局長)、山田宏氏(日本維新の会副幹事長)、江口克彦氏(みんなの党最高顧問)がパネリストとして登壇、活発な憲法論議を交わしました。
最後に、百地章・日本大学教授より「民間憲法臨調緊急提言」が発表されました。
-------------------
「民間憲法臨調緊急提言」の全文
「憲法改正権を国民の手に
ー各党に参議院選挙で憲法改正条項の条件緩和問題に対する態度を示すよう要望する」
日本国憲法が制定されて以来、すでに六十六年が経過した。占領下において制定されたという異常な立法経緯を有しているにもかかわらず、日本国憲法はこの間一度も改正されず、その結果、国家社会の現実と憲法とのギャップは拡大の一途をたどってきた。そして外交や防衛・安全保障といった国家主権、国民の生命・財産にかかわる重要問題においてすら与野党間に共通の土俵が形成されないまま、わが国の国益は損なわれ続けてきた。
しかしわが国を取り巻く環境は、一刻の猶予も許されない事態となっている。四月十六日に発表された中国の国防白書は、「わが国の領土、領海ならびに海洋権益に対して、状況を複雑化、悪化させる行動をとる国々」があるとし、日本を名指して「釣魚島〔日本名、魚釣島〕をめぐり騒動を起こしている」と批判し、さらに「国家主権と領土を守るため、断固として必要なあらゆる措置を取る」と宣言している。今年初めて明らかとなった尖閣諸島海域における中国海軍艦船による海上護衛艦に対する火器管制レーダー照射事件を踏まえると、今後、さらに尖閣諸島を巡る中国によるわが国への軍事的圧力は高まることが予想される。また北朝鮮は、わが国を射程にいれた弾道ミサイルをいつでも発射できる状態にしたまま近隣諸国に対して「戦時状態に入った」と威嚇を加えている。これらに加え、東日本大震災の経験を踏まえれば、首都直下型大地震を始めとする新たな巨大地震の発生に備え、国家として国民を守る責務を果たすため、非常事態規定を憲法に導入することも不可欠である。
憲法孜正を支持する国民の声は、すでに各種世論調査でも常に多数を占め、過半数を超えるようになっている。
しかしこれまで国民の声は国会に反映されてこなかった。憲法第九六条の規定によって、反対勢力が三分の一を超えさえすれば、国会が改憲を発議することを阻止できる「三分の一の壁」が立ちはだかってきたからである。
この「改憲モラトリアム」といってよい状況は、今日、一変したと言ってよい。昨年末の衆議院議員総選挙の結果、衆議院では憲法改正を表明する政党が発議可能な三分の二以上の議席を占めるにいたったのである。さらに安倍首相が国会における代表質問において憲法改正手続きの条件緩和のために憲法第九六条を改正すべきとする答弁を行ない、日本維新の会・みんなの党両党も第九六条改正のための憲法改正案を共同でとりまとめることで合意するなど、憲法改正問題が第九六条改正を焦点としていよいよ具体的な政治日程に上ろうとしている。
その意味で、本年七月に予定されている参議院議員選挙は、重要な意味を持つものとなる。二十一世紀の日本を構想しわが国の「国のかたち」を決定するために、国民が憲法改正権を国会から自らの手に取り戻す必要がある。
民間憲法臨調は、各党に対して、参議院選挙に際し、争点として憲法第九六条改正問題を取り上げるよう強く要望するものである。
またあわせて、民間憲法臨調として、憲法第九六条改正を支持する国民世論の喚起のためあらゆる手立てを尽くすことをここに宣言するものである。
右、声明する。
平成二十五年五月三日
「二十一世紀の日本と憲法」有識者懇談会 (通称 民間憲法臨調)
トピックス : 憲法改正,
日本会議千葉 鎌ヶ谷支部設立さる―建国記念の日奉祝行事を積み重ね支部結成へ
2月11日「建国記念の日」奉祝行事にあわせて日本会議千葉鎌ヶ谷支部が結成されました(千葉県では4番目の支部。全国では211番目)。
このたび支部長に就任された阿部敏夫支部長によると「鎌ヶ谷市は保守的な土壌が弱いところですが、何とかして日本文化の素晴らしさを鎌ヶ谷市民の皆様にお伝えしたかった。それには日本の祭り行事の象徴とも言える『お神輿』を担ぐ仲間づくりからはじめようと思いました」とのこと、以来、阿部支部長の呼びかけに賛同した方々が次第に集まり、9年前、建国記念の日奉祝委員会が結成され、毎年2月11日「建国記念の日」に神輿パレードが実施されていた。
奉祝式典の冒頭、阿部支部長は「皇紀2673年、125代天皇を戴く日本国の新年を迎えました。誠にお目出度い日であります。私共のこの行事も9回目となりました。建国記念の日に、誇りある国づくり運動の推進母体である『日本会議千葉鎌ヶ谷支部』を設立出来ることを嬉しく思います。全国211番目の支部となります。今日この時より『日本会議千葉鎌ヶ谷支部』となります。多くの方々からの励ましに深く感謝申し上げます。今後は、この鎌ヶ谷のため、日本国のために誇りある国づくりへ励んで参ります」と力強く結成宣言をされた。
当日は、第1部建国記念祭・式典、第2部奉祝行事、第3部奉祝パレードが行われた。建国記念祭式典には、白洲賀貴樹衆議院議員(代理)吉野良一鎌ヶ谷市議会議員、鈴木道雄前鎌ヶ谷市議会議員ら多数のご来賓が参加された。第2部の祝福行事には鎌ヶ谷ファイアーフレンズの演奏会や少年たちの手演舞が披露され大勢の鎌ヶ谷市民が参加した。
第3部の奉祝パレードは、山車・神輿パレードが行われた。
鎌ヶ谷支部は、今後毎月1回定例勉強会を開催。2月建国記念の日・7月にはみたま祭り・8月自治会祭・10月市民祭り・11月文化の日には神輿渡御を行い、日本の文化、伝統の大切さを子々孫々に伝えていく活動を展開していくことを計画している。
トピックス : 支部設立,
奉祝・建国記念の日―神武創業から2673年
2月11日、建国記念の日を奉祝する多彩な催しが全国各地で開催されました。
昨年末の衆議院総選挙の結果と第2次安倍政権の誕生を受けて、各地の式典会場では、「皇室の伝統に基づく皇位継承制度の確立」や、「政府主催の奉祝式典の開催」等を求める決議が採択されました。
東京・渋谷公会堂では、「日本の建国を祝う会」(会長=大原康男氏)主催で、「建国記念の日奉祝中央式典」が開催され、17カ国の外交団をはじめ1500名が集いました。
大原会長は、第2次安倍政権が、建国記念の日に政府主催式典を開催する公約を掲げていること、今秋、伊勢神宮式年遷宮が斎行されることをあげ、「今年を日本再生に向けた一歩とすべく決意を固めたい」と述べられました。
また来賓の下村博文文科大臣、高市早苗自民党政調会長、萩生田光一衆院議員(安倍総裁祝辞を代読)からは、政府主催による式典開催への決意が述べられました。第二部では、奉祝神楽「伊勢大神楽」が上演されました。